ゴトー日東京仲値スケジュール通知ツール(Python版)『GotobiFixingNotifierPy』

1. 機能概要

GotobiFixingNotifierというゴトー日東京仲値のスケジューラーEAのPythonスクリプトバージョンです。前回のEA版はVPSなり常時稼働のPCなりに通知用のMT5環境をわざわざ用意する必要がありました。このPython版は設定の手間は必要になりますが、よりローコストな実行環境でスマホ宛のプッシュ通知を実現できます。

2. 実行環境

推奨

通知用受信用アプリ+Pythonスクリプト実行環境+そのスクリプトを定期的に実行させるスケジューラーの3つが原則必須になります。

  • ntfy.sh
    通知受取用のスマホアプリ。オープンソースであり、アカウントなしでも無料で使えます。トピック名を購読すると、そのトピック名宛の通知を受け取れる仕組みです。
  • Python3.10以上+CRONなどのタスクスケジューラーを動かせる実行環境
    サーバー/VPS/クラウドサービス/ローカルPC/スマホ/ルータ/NAS等、定期的にntfy.sh宛にPOST送信できれば端末は何でもいいですが、スクリプトを動かすメイン端末が必要です。加えてそれを定期実行させるCRONなどのスケジューラーも要ります。
    ただしPythonの環境構築は地味に面倒なので、ファイルをアップロードして備え付けのスケジューラーを設定をするだけで即稼働するようなサービスがおすすめです。
    • PythonAnywhere
      適当なフォルダ(/.localなど)に当スクリプトとCSVファイルをアップロードして、「Tasks」からスケジューラーの設定をするだけで使えます。1日1回の定期実行なら無料版で実現できます。有料版も月$5~。
    • Heroku
      日本語の情報が多いので設定しやすいと思います。定期実行にはHeroku Shedulerというアドオンが必要です。有料版も最低プランなら$5と安価。
    • Google Cloud
      設定は上記2つと比べるとややこしいですが、これも日本語情報が多いです。従量課金ですが無料枠もあり、当スクリプトだけの稼働なら無料枠だけで十分以上まかなえます。
    • Replit
      割と有名どころ。Pythonだけでなく各種言語の実行環境がそろっている。UIは分かりやすいし、AI機能が付いていて、使い方が分からない場合英語で聞けばすぐ手順を教えてくれる。ただタスクスケジューラ―機能は課金しないとできず、一番安い有料プランが$20と高め。

上級

  • Termux
    Linuxエミュレーターアプリ。スマホにLinuxコマンドベースのPython開発環境を作ることができます。このTermux経由でCRONをインストールして稼働させることもできるので、外部サーバーもntfyも不要で、完全にスマホ1台だけで完結できます。(これを実現するために当スクリプトではntfyを使わないlocalオプションも用意しました。)
    ただしTermuxはUIが独特でこれを通したセットアップはかなり面倒です。さらにはセットアップに成功してもスマホの処理が重たくなり、常駐していると落ちやすいことこの上なし。安定稼働にはメモリ量の多い高スペック端末であることに加え、電源の省エネ化やバックグラウンド制限の解除など、もろもろのハックが必要になってきます。(ちなみに私は動作までこぎつけたものの、安定稼働で挫折しました。やれる人頑張って下さい。)
  • NAS
    NASはストレージ共有に特化した機能制限付きの自宅サーバー/セルフクラウドサービスみたいなものです。重たい処理は難しいですが、通知のように簡単な処理をバックグラウンドで稼働させるには最適だと思われます。外部へPOST送信はほぼ標準で備わっており、PythonやCRON/タスクスケジューラ―を動かせるモデルもあります。ただし格安モデルでも2~3万円とややお高く、通知システム構築だけのためには手が出しにくい印象。

3. 無料ダウンロード

GitHubの公開リポジトリにアップしています。使い方はREADME.mdを参照して下さい。

GitHub.com: GotobiFixingNotifierPy

4. 更新履歴

  • (2026/1/2) GotobiFixingNotifier_py ver1.0
    • 初期バージョンリリース
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