ラインオブジェクト半自動売買ツール『Line Trader』

1. 機能概要

1-1. トレンドラインや矩形をエントリ&エグジットラインに指定できる

エントリとエグジットの価格ラインに、表示中の水平線・トレンドライン・矩形(レクタングル)を指定できるツールです。指定オブジェクトにタッチまたは終値上値/下値確定後に成行で自動発注します。

エントリ(新規)用に1つ、エグジット(決済)用に2つまでのオブジェクトをターゲットに設定可能です。

SETモードで設定したいオブジェクトをクリックして選択⇒AUTOモードで自動売買

保有できるポジション数は1つのみに制限しています。複数ポジションで運用したい場合は、1ポジションにつき、1チャート・1マジックナンバーで管理して下さい。

1-2. 2種類のエントリ・エグジット戦略を選択可

指定ライン到達後のオーダー戦略を、タッチオーダーと終値上値/下値確定後オーダーの2種類から選べます。

タッチオーダー指定時は、シンプルにラインタッチ検知で発注します。検知感度をコントロールするためのバッファも設定できます。

終値確定後オーダー指定時は、ラインタッチ検知後に終値確定するタイミングで毎回チェックを入れ、以下の条件を満たした時にオーダーします。

  • 買いエントリまたはショート中の買い決済時
    指定オブジェクト価格を指定時間足の終値が上値で確定した時にオーダー
  • 売りエントリまたはロング中の売り決済時
    指定オブジェクト価格を指定時間足の終値が下値で確定した時にオーダー

また初期設定で以下の項目を変更できます。これらにより時間の幅やタイミングを意識したトレード戦略が実現できます。

  • 終値確定チェック時間足(デフォルト:表示チャート時間足)
  • オーダー発注まで終値確定チェックをする最大バー本数(デフォルト:10本)
  • タッチ検知直後からの終値確定チェックを見送るバー本数(デフォルト:1本)
AUTO_BUY時の見送りバー本数別のオーダータイミングの違い

1-3. 3種オブジェクトの特徴と活用例

水平線

水平線をターゲットに指定できます。タッチオーダー戦略の場合は、MT5標準のSTOP注文・LIMIT注文・決済注文(SL/TP)と実質変わらず、その下位互換に過ぎません。

真骨頂は終値確定後オーダーで、水平線に対して買い方向の場合は終値上抜け確定時、売り方向の場合は終値下抜け確定時に成行発注します。

トレンドライン

トレンドラインをターゲットに指定できます。トレンドラインでのブレイクや反発狙い、チャネルライン上での決済など、MT5標準の水平線をベースとした通常の待機注文ではできない戦略が実現可能になります。

応用技としては、水平に引くことによって幅に制限のある(=時間帯指定)の水平線のようにも使えます。

デフォルトでは表示中チャートの時間足ベースのトレンドラインで価格計算し、その値をタッチ検知や終値確定の判定基準に使いますが、他の時間足ベースで計算したトレンドライン価格を利用することもできます。

ただし表示中のトレンドラインの時間足を変更すると、座標の微妙な変化によりラインズレが生じます。ズレの原因や仕組みを理解している方以外は、デフォルト設定の「current」推奨です。

矩形(レクタングル)

長方形である矩形(レクタングル)をターゲットに指定できます。水平線とは異なり横幅(時間座標)に制限があるため、時間帯を意識したトレードが可能になります。

またレクタングルには初期設定に3つのモードがあり、モードによってタッチ検知や終値確定チェックに使う基準価格が変わります。

エッジ価格基準
AUTO_BUY時またはショート保有中のAUTO_EXIT時のエッジモードの挙動

矩形の一方の端のみをタッチ検知と終値判定に活用するモードです。買い方向の場合は上限価格、売り方向の場合は下限価格が基準になります。デフォルト設定はこのエッジ価格基準になっています。

ミッド価格基準
AUTO_BUY時またはショート保有中のAUTO_EXIT時のミッドモードの挙動

矩形の上限と下限を二等分した中間価格を各種判定に利用するモードです。売りでも買いでも基準価格が同じになるのが特徴です。

デュアル価格基準
AUTO_BUY時またはショート保有中のAUTO_EXIT時のデュアルモードの挙動

タッチ検知と終値判定の価格が異なるモードです。買い方向の場合、下限価格でタッチ検知し、上限価格で終値判定します。売り方向の場合はその逆で、上限価格でタッチ検知、下限価格で終値判定になります。ラインをゾーンとして意識したい方におすすめです。

2. 無料ダウンロード

面倒な口座登録、メールアドレス登録、LINE登録等は一切不要です。利用規約の範囲でご自由にお使い下さい。

以下の利用規約について確認し、同意しました
チェックを入れるとダウンロードボタンがクリックできるようになります

《利用規約》本プログラムを利用して損失・損害が出た場合、不具合・誤動作・誤操作を含めたあらゆる状況において、それら損失・損害の補償一切を当方に求めないこと。全ての利用責任を本プログラム利用者自身に帰すものとする。

 

3. 使い方解説

3-1. モード設定

各種設定モードをワンボタンクリックで切り替えるシンプルな仕組みです。

  • MANUAL
    デフォルト設定モード。オブジェクトを新たに加えたり、既存オブジェクトを変更する際に利用。
  • SET_ENTRY
    エントリ(新規注文)対象のオブジェクトを指定。
  • SET_EXIT1
    エグジット(決済注文)対象のオブジェクトを指定。エグジット用には最大2つのオブジェクトを設定でき、そのうちの1つ目。
  • SET_EXIT2
    エグジット対象のオブジェクトの2つ目を指定。
  • AUTO_BUY
    SET_ENTRYで指定したオブジェクトのラインにタッチまたは終値がライン上値確定後に、買いエントリ注文を発動。
  • AUTO_SELL
    SET_ENTRYで指定したオブジェクトのラインにタッチまたは終値がライン下値確定後に、売りエントリ注文を発動。
  • AUTO_EXIT
    エントリに成功しポジションを持つとAUTO_BUY/AUTO_SELLから自動でこのモードへ移行。SET_EXIT1またはSET_EXIT2のいずれかのラインにタッチまたは終値がライン上下値確定後に、エグジット(決済)注文を発動。ロングポジション時はAUTO_SELL、ショートポジション時はAUTO_BUYと同じ挙動。

3-2. ターゲットオブジェクトの指定と解除

「SET_○○○○○」のモードでエントリ/エグジットのターゲットにしたいオブジェクトを事前にクリック選択しておき、「AUTO_BUY」か「AUTO_SELL」に切り替えて待機する。これが基本的な使い方になります。

選択したオブジェクトは初期設定項目で指定した色・太さ・線スタイルに変換されます。

マウスでのオブジェクト選択方法は、MT5の「ツール」>「オプション」でワンクリック選択可にチェックが付いている場合はワンクリック。チェックが外れている場合はダブルクリックになります。

指定解除したい場合は、指定中のオブジェクトを設定したSETモード中に再選択して下さい。例えば「SET_ENTRY」で設定した水平線を指定から外したい場合、「SET_ENTRY」モードにした状態でその水平線を再選択します。

あるいは別のオブジェクトを選択する方法も有効です。解除と同時にターゲット指定対象をそのまま新たなオブジェクトに移動させることができます。

指定解除すると、色・太さ・線スタイルは指定前の状態に戻ります。

4. 初期設定

基本設定

  • マジックナンバー
    本EAのマジックナンバー。MT標準でのオーダーや、他チャートでの利用、他のEAとの併用など、複数のツールと同時に稼働させる場合のポジション管理に活用。任意の10桁までの整数を入力。
  • ロットサイズ
    発注時のロットを指定。
  • 損切ポイント幅
    発注時の損切ポイント幅を指定。AUTO_EXITでの指定ターゲットオブジェクトとは別に、約定価格に対してMT5標準の損切価格が設定される。0の時は未設定。
    ※pipsでなくポイントであることに注意。為替の場合、9割方「1pip=10points」であるが、ブローカーや銘柄次第。
  • 利確ポイント幅
    発注時の利確ポイント幅を指定。後は同上。
  • スプレッド最大許容ポイント幅
    オブジェクト価格やタッチ検知、終値判定の基準価格はBID価格がベース。スプレッド(ASKとBIDの差)がこの指定幅を超えた場合、発注しない。
  • 許容スリッページポイント幅
    エントリ注文がスリップした際の、スリッページ許容幅をポイントで指定。この値を超えてスリップした場合、価格変更通知(リクオート)のポップアップ画面が現れ、[承諾]/[拒否]の2択を迫られる。3秒間応答がない場合、注文はキャンセルされる。なおExnessのプロ口座など取引執行モードがInstant(即時)方式の口座のみ有効。一般的なMarket方式の口座では入力不要。
  • 発注エラー時の最大リトライ回数
    発注エラーが起きた際、ワンティック毎に最大ここで指定した回数分だけ、再発注を試行。再発注時のタッチ検知や終値判定は行わない。
  • オブジェクトタッチ検知時の許容バッファポイント幅
    タッチ検知の感度をコントロールするための仕組み。イメージとしては、タッチ足の高値安値それぞれに、ここで指定したポイント幅の分が追加され、上下にヒゲが伸びる。あるいはバー全体の長さが変わらないとするなら、ライン自体に指定幅×2倍ポイント分の太さが生まれる、とも言える。負の数を指定すると、逆に上下にタッチ足が短くなる。
  • 矩形タッチ検知/終値判定価格
    エッジ価格基準・ミッド価格基準・デュアル価格基準の3モードを選択。デフォルトはエッジ価格基準。

ENTRY/EXIT1/EXIT2設定

  • オブジェクト色
    ターゲットオブジェクトの色を設定。
  • オブジェクト太さ
    ターゲットオブジェクトの太さを設定。2以上だと下のスタイル指定は無視され、基本Solidになる。
  • オブジェクトスタイル
    ターゲットオブジェクトの線スタイルを設定。
  • エントリ/エグジット1/エグジット2戦略
    「タッチオーダー」と「終値上値/下値確定後オーダー」から選択。
  • 終値確定チェック時間足
    「終値上値/下値確定後オーダー」時に有効。終値確定チェックに利用する時間足を指定。デフォルトは表示チャート時間足のcurrent。
  • 終値確定チェック最大バー本数
    「終値上値/下値確定後オーダー」時に有効。終値確定チェック判定する最大のバー数を指定。下で設定する見送りバー本数の分も含まれるため、必ず「見送りバー本数」<「最大バー本数」で指定。また”0″を指定すると実質ラインタッチオーダーに切り替わる。
  • タッチ検知後からの終値確定チェック見送りバー本数
    「終値上値/下値確定後オーダー」時に有効。タッチ検知直後からの終値判定をスルーする本数を指定。
  • トレンドライン価格取得時間足
    トレンドライン価格計算時のベースの時間足を選択。時間足が変わると座標ズレを起こしやすいため、表示チャートと同じ「current」推奨。

ボタン設定

  • ボタン位置
    基点となるチャート角を設定。
  • X方向の距離
    基点角からボタン左上角までの横方向の距離
  • Y方向の距離
    基点角からボタン左上角までの縦方向の距離
  • ボタン幅
    ボタンの横方向の長さ
  • ボタン高さ
    ボタンの縦方向の長さ
  • ボタンフォントサイズ
    ボタン内テキストのフォントサイズ
  • ボタンフォント色
    ボタン内テキストのフォント色
  • ボタン背景色
    ボタン全体の色
  • ボタン境界線スタイル
    境界線のタイプ
  • ボタン境界線色
    境界線の色

5. 更新履歴

  • (2025/1/4) ver 1.1
    • EXITオブジェクト設定が1つのみの時、強制的にManualに切り替わってしまうバグを修正。
    • 複数チャート利用時ターゲットオブジェクトの競合が発生するバグを修正。
  • (2024/12/23) Line Trader 1.0
    • 初期バージョンリリース

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