1. 機能概要
LiveStructureSMCは、Smart Money Conceptsの裁量分析を補助するMT5用カスタムインジケーターです。SMCとは、価格の高値・安値、ブレイク、流動性の掃き出しなどから、相場の構造変化や注目すべき価格帯を読み取る分析手法です。
本インジケーターでは、マーケット構造を古典的なスウィング判定であるFractals/Pivotを使って検出し、現在の判断に必要なProtected High/Low、Weak High/Low、BOS、CHoCH、Transition中のConfirm/Invalid Level、Sweepを中心に表示します。
BOS/CHoCHは終値確定ベースで判定し、ヒゲ抜け後に終値で戻る動きはSweepとして独立して扱います。
本インジケーターにおけるSMC関連用語の定義は以下のとおりです。
- BOS
直近の重要な高値または安値を終値で抜け、現在のトレンド方向が継続したと見る構造ブレイク。
- CHoCH
それまで守られていた構造を逆方向に抜け、相場の流れが変化し始めた可能性を示すサイン。
- Sweep
重要な高値・安値をヒゲで一時的に抜いたあと、終値で内側へ戻る動き。流動性を取った後の反転候補として見ます。
- Bullish/Bearish/Transition
Bullishは上方向優勢、Bearishは下方向優勢の構造状態。Transitionは方向転換の途中で、次のブレイク確認を待っている状態です。
- Protected High/Low
現在の構造で守られている重要な高値・安値。ここを終値で抜くと、構造変化の可能性が高まります。
- Weak High/Low
現在のトレンド方向で次に狙われやすい高値・安値。構造継続時のブレイク候補として扱います。
- Confirm/Invalid Level
Transition中に表示される判定ライン。Confirm Levelを抜けば新方向の構造確定、Invalid Levelを抜けばTransition否定として扱います。
2. 設定項目
- スイング検出・構造解析に使用する最大バー数
解析対象とする過去バー数。
- 新足確定時のみ再計算する
更新タイミングの切り替え。
- チャート上の最大オブジェクト数
表示オブジェクト数の上限。
- ステータスダッシュボード表示形式
左上ダッシュボードの表示形式を選択します。
- 詳細表示
Model、Bias、Phaseに加え、Symbol/TF、最新スイング、Protected/Weak、直近BOS/CHoCH/Sweepなどを表示します。
- 簡易表示
Model、Bias、Phaseの3項目のみを表示します。
- 表示なし
ダッシュボードを表示しません。
- Experts ログへ診断情報を出力する
診断用ログ出力の切り替え。
- スイング検出方式
スイング判定方式の選択。
- フラクタル方式
左右同数バーで判定する方式。
- ピボット方式
左右バー数を個別指定する方式。
- フラクタル方式の左右バー数
フラクタル判定に使う左右本数。
- ピボット方式の左側バー数
ピボット判定の左側本数。
- ピボット方式の右側バー数
ピボット判定の右側本数。
- ATR による最小スイング幅フィルターを使用
ATRを基準に小さなスイングを除外する設定。ONにすると、ボラティリティに対して小さすぎる高値・安値は構造点として採用されにくくなります。
- ATR 期間
ATR計算に使用する期間。数値を大きくすると平均的でなめらかな判定になり、小さくすると直近のボラティリティ変化に反応しやすくなります。
- 反対スイングとの最小距離(ATR 倍率)
反対側スイングとの距離がATRの何倍以上なら有効とするかの設定。数値を上げると大きなスイングだけを採用し、表示は減ります。数値を下げると細かなスイングも採用されやすくなり、表示や構造更新が増えます。
- ポイントによる最小スイング幅フィルターを使用
固定ポイント幅で小さなスイングを除外する設定。銘柄や時間足に対して一定幅未満の動きを無視したい場合に使用します。ATRフィルターとポイントフィルターを両方ONにした場合、どちらかが優先されるのではなく、両方の条件を満たしたスイングだけが採用されます。
- 反対スイングとの最小距離(ポイント)
反対側スイングとの最小距離をポイントで指定する設定。数値を上げるとノイズ的な高値・安値を拾いにくくなります。数値を下げると短期的な押し戻りも構造点になりやすくなります。
- 同等高値/安値とみなす許容幅(ポイント)
近い価格を同等高値・同等安値として扱う許容幅。数値を上げると近接したスイングを同じ水準としてまとめやすくなります。数値を下げると細かな価格差も別スイングとして扱いやすくなります。
- 過去スイング高値/安値アイコンを表示
過去スイングアイコンの表示切替。
- 過去スイングアイコンを表示する対象バー数
表示対象とする過去期間。
- 表示する過去スイングアイコンの最大数
スイングアイコン数の上限。
- Swing High アイコンコード
高値スイングのアイコン種類。
- Swing Low アイコンコード
安値スイングのアイコン種類。
- Swing アイコンのサイズ
スイングアイコンの大きさ。
- Swing アイコンをローソクから離す固定ポイント
アイコン位置の固定オフセット。
- Swing アイコンをローソクから離すATR倍率
ATR基準のアイコンオフセット。
- スイング高値アイコン色
高値スイングアイコンの色。
- スイング安値アイコン色
安値スイングアイコンの色。
- 終値ブレイク判定のバッファ(ポイント)
BOS/CHoCHを終値ブレイクと認めるための追加幅。数値を上げるとラインを少し超えただけではブレイク扱いにならず、だましを減らしやすくなります。数値を下げるとブレイク判定が早くなりますが、浅い抜けも反応しやすくなります。
- 構造判定モデル
構造転換ロジックの選択。
- Simple版:Protected抜けで即Bias反転
Protected抜けで方向を即時反転。
- Transition版:CHoCH後、次のBOSでBias確定
CHoCH後にBOSで方向確定。
- Transition中のダッシュボード色
Transition中の強調色。
- Protected(保護)レベルを表示
Protectedラインの表示切替。
- Protected レベル探索の最大バー数
Protected候補の探索範囲。
- Protected 高値ライン色
Protected Highラインの色。
- Protected 安値ライン色
Protected Lowラインの色。
- Protected ラインの線種
Protectedラインの表示線種。
- Protected ラインの太さ
Protectedラインの線幅。
- Protected ラインを右方向へ延長
Protectedラインの右延長設定。
- 直近BOS座標にアイコンを表示
最新BOSアイコンの表示切替。
- Bullish BOS アイコンコード
上方向BOSのアイコン種類。
- Bearish BOS アイコンコード
下方向BOSのアイコン種類。
- BOS アイコンのサイズ
BOSアイコンの大きさ。
- Bullish BOS アイコン色
上方向BOSアイコンの色。
- Bearish BOS アイコン色
下方向BOSアイコンの色。
- 直近CHoCH座標にアイコンを表示
最新CHoCHアイコンの表示切替。
- Bullish CHoCH アイコンコード
上方向CHoCHのアイコン種類。
- Bearish CHoCH アイコンコード
下方向CHoCHのアイコン種類。
- CHoCH アイコンのサイズ
CHoCHアイコンの大きさ。
- Bullish CHoCH アイコン色
上方向CHoCHアイコンの色。
- Bearish CHoCH アイコン色
下方向CHoCHアイコンの色。
- 直近Sweepラベルを表示
最新Sweepラベルの表示切替。
- Protected Sweep ラベル色
Protected対象Sweepの色。
- Weak Sweep ラベル色
Weak対象Sweepの色。
- Sweep ラベル文字サイズ
Sweepラベルの文字サイズ。
- Sweepヒゲ抜け判定の最小バッファ(ポイント)
Sweepとして認めるヒゲ抜けの最小幅。数値を上げると明確にラインを抜いたヒゲだけをSweepとして扱います。数値を下げると小さなヒゲ抜けもSweep表示されやすくなります。
3. 無料ダウンロード
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4. 更新履歴
- (2026-05-24) LiveStructureSMC ver1.00
初期バージョンリリース